古い土をリサイクルする際、連作障害が起こりにくくす・・・

アイリス家庭菜園ドットコム
  1. アイリス家庭菜園ドットコム
  2. 野菜作りQ&A教えて菜園先生!
  3. 古い土をリサイクルする際、連作障害が起こりにくくす・・・

野菜作りQ&A教えて菜園先生!

古い土をリサイクルする際、連作障害が起こりにくくするにはどうしたら良いでしょうか?

質問
こんにちは。野菜作りの初心者です。夏はプランターで『なす/トマト/キュウリ/ゴーヤ/サニーレタス/シソ』などを育てました。
しかし一度使った土は捨てるのがもったいないので、再利用したいと思っています。

そこで、以前お店の人に【苦土石灰】と【バーク堆肥】を混ぜたら良いと聞いたので、使った土に苦土石灰と堆肥を混ぜました。
しかしナスなどを栽培した土は、続けてナス科の野菜を栽培すると連作障害が出るので、5年くらい休ませた方がいいということですが、この方法で行えば繰り返し土は使えるのでしょうか?

こちらの状況を踏まえて、質問を3点させてください。
(1)土を保存しておくならば、元々入っていた培養土の袋に保存したらよいですか?
(2)【苦土石灰】と【バーク堆肥】を混ぜれば、土は今年の冬にすぐ栽培に使えますか?
(3)古い土をリサイクルする際、できれば次の年も続けて使用したいのですが、連作障害が起こりにくくするにはどうしたら良いでしょうか?
(奈良県 2008/9/23)
お答え
一度使用した培養土を再利用することは、資源の有効利用の観点からも大切なので、ぜひお願いいたします。

使用した土を再生するには、いろいろな方法があります。
もっとも簡単なのは、古い土から大きな根や茎を取り除いた後、再生材を1〜2割混合し使用する方法です。

一般的には、古土をふるいでふるって、それに米ぬかやナタネ粕を5%混合し、水を混ぜつつゴミ袋などの中で発酵させ、かつ太陽熱による消毒(殺菌)を行う方法もあります。2〜3ヶ月かかりますが、土の病原菌が減少するので、連作障害は起こりにくくなります。つまりこの方法は、(3)の答えにもなります。

また、再生を行った土は、新しい培養土と1:1に混合し使用します。

それでは、3点の質問にお答えしていきましょう。

(1)
保存はどんな袋でもかまいません。
未使用の培養土の場合は、そのまま袋で保存するか、袋から出してコンテナなどに入れ、雨の当たらないところで保存するなどで対応します。

(2)
古い土に苦土石灰バーク堆肥を混合しただけでは、早急に使えません。
完熟なバーク堆肥なら問題はありませんが、バーク堆肥は未熟なものが多く、すぐに使用すると野菜の根が焼けてしまうことがあります(それは、未発酵の堆肥が発酵し、熱やガスが出てくるためです)。
したがって、できれば混合後3ヶ月ほどおいてから使用した方が無難です。1年おけば完璧です。

(3)
連作障害は、新しい培養土を使用すれば起こりませんが、古い培養土を再生した場合は起こる可能性が出てきます。
しかし、その原因を排除すれば大丈夫。主な原因は土壌病原菌ですから、土を殺菌すればよいのです。
安全に消毒するには高温による殺菌が一番ですので、上記の太陽熱で消毒する方法をお試しください。

≪アイリス家庭菜園ドットコムおすすめ!≫
ゴールデン粒状培養土シリーズ【土の再生材】
古い土に約1割ほどの分量を混ぜ込んで使用します。
土に混ぜ込むほか、土の上に撒くことで栄養分を補給する効果も!
お答えしたのは…藤田先生です。

▲ページTOPへ

野菜作りQ&A教えて菜園先生!TOPに戻る