粘土質の側溝の土とトラック1杯の牛の堆肥を土と混ぜ・・・

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野菜作りQ&A教えて菜園先生!

粘土質の側溝の土とトラック1杯の牛の堆肥を土と混ぜ合わせたところ、葉菜類と大根など野菜全般に育ちが悪く、特に葉菜類は大きくなりませんでした。

質問
一昨年まで柿畑だった所を柿を除去して、粘土質の側溝の土をトラック1杯程度入れ、昨年の2月ごろに農協でトラック1杯の牛の堆肥を購入し、畑に全部入れ土と混ぜ合わせました。

そして3月ごろから季節の野菜を肥料をやりながら育てましたが、サトイモ・じゃがいもなどは少しは収穫できましたが、白菜・キャベツ等、葉菜類と大根など野菜全般に育ちが悪く、特に葉菜類は大きくなりませんでした。また多少外側の葉が黄色くなるようです。じゃがいもは時々中に赤い線がまじっていることもありました。土は6.0ぐらいのpHです。

原因が解らず困っています。よろしくアドバイス頂けたらと思います。
(岐阜県 2007/1/23)
お答え
ご自宅の菜園でしょうか。ずいぶんと大規模な土壌改良を行われたのですね!
2月に入れたという堆肥ですが、これは『未熟堆肥』か『完熟堆肥』か、また堆肥を入れる菜園の面積と堆肥の量のバランスによっても状況が変わってきますので、文面から推察できる範囲でお答えします。

まず堆肥の性質ですが、肥料と違い堆肥自体は直接植物の栄養になることは少なく、土を栄養分に富む土壌に改良するために使われることが多いものです。
したがって、堆肥を土に混ぜ込んでからある程度の期間おかなければ、堆肥が土の中で分解されず、野菜に良い影響を発揮できません。

また微生物が分解に堆肥の栄養分を使ってしまうため、一時的に土壌が栄養不足になってしまうときがあります。これは未熟な堆肥を使った場合に特に起こりうることです。上記のご質問で、堆肥の状態は分かりかねますが、野菜が上手く収穫できなかった理由は、この微生物による一時的な土壌の栄養不足が原因ではないかと思われます。

解決方法は、微生物の分解をもう少し待つことです。分解が進んでくると、微生物が逆に栄養分を作り出すので土壌が安定してきます。
その時、微生物は堆肥を分解するのに空気(酸素)を好みますので、時々天地返しを行い土に空気を触れさせてあげると、分解が上手く進み地力に富んだ土壌作りを促すことができるでしょう。

堆肥の量については、菜園の面積に対して『200kg/1アール』のバランスがちょうど良いでしょう。1アールは100平方メートルの広さのことです。
酸度は、pH6.0なら問題ありません。

牛ふん堆肥など自然堆肥は土壌中に残って土に基礎体力をつけてくれます。
完熟していれば臭いもしませんし、環境にも良くいいこと尽くめですね!
堆肥はホームセンターなどでも売っていますので、プランター菜園の方から畑の菜園の方まで、ぜひおすすめしたい方法です。

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