土壌の何の要素が不足しているのか、過剰なのかを簡単・・・

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土壌の何の要素が不足しているのか、過剰なのかを簡単に知る方法はありますか?

質問
土壌の何の要素が不足しているのか、過剰なのかを簡単に知る方法はありますか?葉の様子をみても、どちらにも思えて、なかなか判断がつきません。またECメーターとはどんなものですか?商品と使い方もお教え下さい。
(千葉県/質問日:2009年3月15日)
お答え
「土壌の何の要素が不足か、過剰か」ということですが、まず、「何の要素か」について考えてみましょう。
植物が必要とする必須元素は、17種類ありますが、その中でもN(窒素)、P(リン酸)、K(カリ)、Ca(カルシウム)、Mg(マグネシウム)の5元素が一番不足しやすく、また大量に施用するため過剰も起こしやすいということになります。

要素の不足と過剰についてですが、この5元素の場合について考えれば、多くの場合解決がつきます。この時、質問にあったECメーター、それにpHメーターがあると、大いに助かります。
まず、ECメーターですが、これは土壌の「電気伝導度(EC値)」を計るものです。土壌と純水(蒸留水でも可)を1:5の割合でかき混ぜた懸濁液を作り、その中にセンサーを入れて測定します。
肥料分が多いほどEC値が高くなります。特に窒素分が多いと高くなります。つまり、EC値を求めることで、土壌中に肥料分が多いのか、あるいは少ないのかを判断することができます。

次に、pHメーターは、土壌の「pH」を測定するものです。土壌と純水(蒸留水でも可)を1:2.5の割合で混ぜ合わせた懸濁液を作り、その中にpH電極を差し込んで測定します。pHが低い場合は石灰分が少なく、高い場合には石灰分が多いことになります。
作物の種類ごとに最適な土壌pHは異なります。栽培したい作物の最適pHより低ければ、石灰を加えて土壌pHを目的の値まで上げてやります。pHが目的の植物の最適pHより高い場合には、石灰分の施用は控えます。極端に開きがあって高い場合には、作物の種類を変えることも必要となります。

その他、要素の過不足は、作物の状況からもある程度推定することができます。品種や時期、土の水分、病害虫の有無などでも異なりますが、一般に茎が太く、葉が大きく、そして緑色が濃ければ窒素などの養分は足りているか、少し多いということが分かります。
また、茎が細く、葉の色が黄色みかがっていれば、肥料分は不足気味ということになります。どの要素が不足すると、どのような症状が出るかは、あるいは過剰になるとどのようになるか、などは作物の種類によって異なります。それらの症状を写真で紹介した書物も多く出版されておりますので、参考にされると良いと思います。

ECメーターとpHメーターですが、市販されていますので学校教材や分析機器などを扱っているところに問い合わせたり、インターネットなどで調べたりすれば、販売店や種類、値段などは分かると思います。

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お答えしたのは…加藤先生です。

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