上岡先生の「プランター菜園のコツ」

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第5回 メロンの栽培のコツ

メロンと言えばデザートの王様!余分な塩分の排泄を促すカリウムや便通を整える食物繊維に加え、話題の健康成分「ギャバ」を豊富に含みます。体内への吸収が早いショ糖・果糖といった糖質が多く、水分もたっぷり!夏バテ防止にピッタリです。日光が大好きですから、日当たりが特に良い場所で育ててください。

やや難易度の高いメロンに今回は挑戦します。手がかかるだけに、立派に育ったときの嬉しさは、ひとしおですよ。

種まき
4月上旬

ペーパーポットなどを用い、ひとマスに1粒ずつタネをまきます。タネまき後はすぐに、ビニールトンネルや育苗器で保温します。

ポイント
  • ある程度大きくなってきたら、苗が倒れないよう仮の支柱を立てます。
メロンのコツ1 種まき

直まき、育苗どちらもできます。直まきの場合は4月上旬、株間20〜25cmおきに1ヶ所2〜3粒ずつタネをまき、直ちにビニールトンネルで保湿します。

定植
4月下旬

本葉3枚まで育ったら、株間23cmで定植します。

メロンのコツ2 定植

育苗する場合はペーパーポットやセルトレイなどにタネをまき、4月下旬に定植します。手軽に始めたいなら、市販苗を購入するとよいでしょう。双葉が付いていてがっちりした苗(あれば接木苗)を選びます。

プランターは根がたくさん張れるよう、深くて大きいものが向いています。メロンの根は酸素を欲しがるので、通気性のよい培養土を入れて栽培しましょう。

  • 定植する際はサイドに溝を作って真ん中を高くし、土をカマボコ型にします。低温では生育が遅いので、5月上旬まではビニールトンネルで保温してください。晴天の日はトンネル内が高温になりすぎるので、ビニールの裾を2〜3cm開けて換気します。

こちらも参考に!→菜園作業 基本の「き」第4回:定植

<プランターサイズと株数>

肥料・水やり
5月

20日ごとに3回、条溝施肥します。

ポイント
  • メロンは株元が湿りすぎると病気にかかりやすくなります。水やりの際は株元に与えず、プランターの縁沿いに作った肥料用の溝に施します。

整枝・受粉
6月〜7月

本葉が4〜5枚になったら摘心し、子ヅルを2本伸ばします。
人工授粉します。

メロンのコツ2 整枝・受粉

親ヅルを本葉4〜5枚で摘心します。子ヅルは2本伸ばし、11〜15節に咲いた雌花を授粉します。それまでの孫ヅルは早めに摘み取るようにしてください。実が着いた節より先の孫ヅルも、2葉つけて摘み取っていきます。(果実が大きくなるためには葉が必要です。)子ヅルは25節前後で摘心してしまいましょう。先端の孫ヅル1〜2本は放っておき、あまり伸びるようなら適宜摘心します。人工授粉はその日咲いた雄花を使い、朝10時までに行います。授粉した日を記録してラベルをつけておくとよいでしょう。

育て方は「地這い」「立ち作り」のどちらもできます。

  • 「地這い」の場合はワラやすだれを敷いた上にツルを自然に這わせます。

  • 栽培場所のスペースが少ない場合は「立ち作り」がオススメです。支柱を立てて、まっすぐ上に誘引します。落下を防ぐため、実はネットなどでつるしておきましょう。

収穫
8月

授粉後50〜60日で収穫します。

ポイント
  • 品種によって完熟までの日数が異なるので、タネの解説や購入店などで確認しておくと安心です。
  • 収穫後、3〜4日間常温で追熟させると甘みが増します。ヘタ部分が少し柔らかくなったら食べごろです。

メロンのコツ3 病害虫予防

メロンは病気にかかりやすく、虫がつきやすいので、他の野菜以上に注意が必要です。うどんこ病、つる割れ病に対して耐病性のある品種を選びます。 緑肉種は「パンナ」、赤肉種は「レノン」、ミニメロンの「かわい〜ナ」などがオススメです。 また、アブラムシに大変好かれるので予防をお忘れなく。見つけたら、早急に対処しましょう。

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