第13回:なすの秘密

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第13回:なすの秘密

お漬け物にしても、揚げびたしにしても、焼きなすにしても、炒め物にしてもおいしい万能野菜のなす。居酒屋では絶対にメニューにある“なすの漬け物”は、実は奈良時代から同じ食べ方がされていました。今回は、そんななすの知って得するまめ知識をご紹介します。

なすの歴史

高温を好むなすの原産地はインドで、シルクロードを通り4世紀ごろに中国に伝わり、その後日本には奈良時代に伝えられたと言われています。日本でなすが栽培されていたことがうかがえる最古の記録は「東大寺正倉院文書」で、そこにはなすの栽培のことなどが書かれ、そのころからなすのお漬け物が食べられていたことがわかります。
奈良時代からお酒のおつまみになっていたかどうかはわかりませんが、1000年以上経った現在でも同じ食べ方をしているなんて、すごいですね。

「秋なすは嫁に食わすな」の真相

秋なすと言ってまず浮かぶのはこのことわざ。一見、お姑さんが嫁いびりをしているようなそんないじわるなことわざに聞こえますが、このことわざには実は3つの説があります。

1
:秋なすは、本当においしいから嫁に食わすのはもったいない。
2
:秋なすは、種がないから子宝に恵まれなくなることを心配してお嫁さんに食べさせないように気遣った。
3
:秋なすはアクが強いので体に悪いし、体を冷やす作用があるから涼しくなる秋に体調を崩してはいけないという思いやり。
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