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菜園作業 基本の「き」



第7回:薬剤散布


前回の「害虫予防」でお伝えしたとおり、野菜の栽培にはまず害虫が寄り付きにくい環境を作って株を丈夫に育て、害虫が発生する前に予防策を講じることがもっとも大切です。それでもやっぱり害虫が発生してしまったら、初期段階でいち早く適切な駆除をすることが大切です。
今回は、害虫駆除のための薬剤の散布方法や注意すべき点を学びましょう。



(1)薬剤を使うときの注意

1. 薄め液を作る
作業はゴム手袋をはめて行い、水和剤は小さじで、乳剤の原液はボトルのキャップや計量カップできちんと計量し、適切な量の水で薄めよく混ぜます。
薄め液を作る
2. 適切な服装をし、防護しましょう
適切な服装をし、防護しましょう長袖の上着、めがね、マスク、ゴム手袋、長靴などを着用して下さい。
また、葉裏に散布する際は手で直接めくるのではなく、棒などを使って上手く散布しましょう。
3. 噴霧器の扱い
水和剤や乳剤は、噴霧器を利用して散布します。
使用後は薬液をきれいに洗い流します。まずタンク内をよく水洗いし、再びタンク内に水を入れノズルから水を出してノズル内もよく洗います。その後ノズルやその他部品をはずして、目詰まりのないようによく水洗いしましょう。
4. 近隣への配慮
薬剤がターゲットの野菜以外の場所へ飛散することを避けるため、散布する際は風のない穏やかな日を選び、近隣に危険が及ばないように十分に注意しましょう。


(2)水和剤・乳剤の使い方

水和剤や乳剤などの液体の薬剤は、葉や茎など目に見える部分に発生する害虫に効果があります。
必要な量は、その野菜によってさまざまですが、キュウリ、トマトなどの果菜類では1株につき100〜200cc、キャベツハクサイなどの葉菜類では30〜50ccが適当でしょう。

散布は、噴霧器の圧力を十分にかけて害虫の発生しているところをねらってその部位を重点的に行います。
ポイントは、葉全体がしっとりとまんべんなく細かい霧状の水滴で覆われるくらいに散布することです。しずくが流れ落ちるほど散布すると、逆に付着しないので適度にまきましょう。

また、アブラムシ・ダニ類などは世代交代が早く、1回の散布では効果が現れにくいので4〜5日ごとに合計2〜3回は散布が必要です。

薬剤の散布例



   

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