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第6回:害虫予防


野菜の栽培には害虫が付き物です。たいていの野菜では、必ずと言ってよいほど害虫が発生し、放っておくとどんどん被害が拡大して収穫が望めなくなることも少なくありません。
大切なのは、虫が発生する前に予防策を講じることです。


<まず、害虫に狙われにくい環境づくりをしよう>

大切なのは、育てはじめる前にその要注意の害虫の種類、発生時期などをあらかじめ調べておくことです。そして常に観察して、もし害虫を見つけたら対策をできるだけ早くとることです。でも何よりも大切なのは、害虫がつきにくい丈夫な株に育てることです。では、害虫に負けない丈夫な株に育てるポイントを見てみましょう。

 1.健全な株に育てる

種は厚まきしない。
種は適正な間隔を保ってまく。
適切な時期に間引きを行う。
(間引きのタイミングを逃すと、弱々しい軟弱な苗になるので注意)

 2.水はけの良い土を使う

土は、なるべく新しい清潔なものを使用する。
リサイクル用土を使う場合は、必ず前作の植物の葉や根は取り除き、殺菌して使用する。

 3.適度な日当たり、養分、水を確保する

種まき後は、しっかりと日に当てる。
(ただし、種類によっては半日陰・日陰を好むものもあるので、その野菜の性質に応じた環境を整えましょう。)
水や肥料を与えすぎない。
適度な日当たり、養分、水を確保する

 4.風通しをよくする

野菜と野菜、株と株の間に適度の間隔を保つ。
葉や枝が混み合っているところでは、下の方の枝葉を整枝し風通しをよくする。
ベランダなどでは、その環境によって風通しが悪い、逆に強風が吹く、など状況はさまざまなので、その環境に適した野菜を選んで栽培する。
風通しの良い悪い例

 5.被覆資材などで侵入を防ぐ

アオムシやコナガなどの害虫は、成虫が飛来し卵を産みつけることにより発生するので、寒冷紗や防虫ネットをかけて成虫を寄せ付かせない。(特にアブラナ科の野菜はこれらの被害を受けやすいので注意)
アブラムシは、あらゆる野菜に寄生し、疫病を媒介することもあるのでトンネル栽培をして小さな虫も寄り付けない工夫をする。
被覆資材などで侵入を防ぐ


 6.早期発見に努める

幼虫などの害虫を見つけたら、その場ですぐに手や割り箸でつまみ、捕殺する。
アブラムシなどは、葉の裏から汁を吸うので葉裏をめくってこまめに探す。
葉の裏にびっしりと付いた小さな虫は、粘着テープで貼り付けて捕ったり、強めの水流で洗い流す。
すぐに手や割り箸でつまみ、捕殺する。
糞を見つけたら、その葉、株全体、まわりの植物をくまなく探す。糞があれば、絶対にすぐ近くに虫がいます。ヨトウムシなどは夜間に活動し、日中はたいてい株元にいるので株元も見落とさないようにしましょう。



<ワンポイント>

○早めに手を打つことが一番重要!

  害虫は、決して一斉に大発生することはありません。最初に、あるひとつの葉や株に寄生して、それが何日か経つと全体的に広がっていくので、なんと言っても初期段階で発見し、対策を施して被害拡大を防ぐことがもっとも効果的です。



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